ドル円112円台前半に上昇、米長期金利上昇(9/19朝)

19日の海外市場でドル円は上昇。夜間に一時112.39まで上げ、東京時間朝7:00現在も112.35近辺の高値圏での取引となっています。

ドル円112円台前半に上昇、米長期金利上昇(9/19朝)

ドル円112円台前半に上昇、米長期金利上昇

19日の海外市場でドル円は上昇。夜間に一時112.39まで上げ、東京時間朝7:00現在も112.35近辺の高値圏での取引となっています。

昨日朝発表された米国の中国に対する2,000億ドルの追加制裁関税に対し、中国も即日600億ドル相当の報復関税を発表しましたが、金額が不均衡で中国側が歩み寄りの姿勢を示しているのではないかとの見方が広がった他、米国の追加関税も当初は10%の税率でスタートされることから、市場の事前の想定よりも随分ましとの見方が広がり、過度のリスクオフが緩んでの円の売り戻しとなったようです。
米国債が下落して10年もの利回りが5月下旬以来となる3.06%近辺まで上昇していることもドル円を下支えしました。

ドル円は昨日の上昇で7/20以来の高値水準となっている他、チャート上も「逆三尊」を形成しつつあり、上値余地が広がっています。当面のターゲットは7月高値の113.17、そして年初来高値1/8の113.39も視野に入ってきています。

本日は昼ごろに日銀の政策決定会合の結果発表が予定されています。政策変更等は予定されていませんが、前回初めて導入されたフォワードガイダンスの文言の変化には、注目が集まります。また15:30からは黒田総裁の記者会見が予定されています。

ドル円112円台前半に上昇、米長期金利上昇

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