N$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年9月11現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
NZドルのポジションは、2,200枚程ネットショートを減らしています。まだ25,000枚程度が最大のショートポジション枚数になっているようです。ところが内訳は豪ドル同様に枚数を増加させています。ロングを3,100枚増やし、ショートも900枚弱増やし、総枚数で4,000枚弱の増加です。下図(2)を見ると、豪ドル同様に水色のNZドル安トレンドライン内で動き、安値を更新して終わっています。このシカゴ締日がNZドルの底値になっているので、うまく底値でロングを増やした形になっています。先週同様に、シカゴ筋は過去にこれ以上のショート積み増した時期も無いので、大きく売り増してくる可能性はかなり低いと思われます。
そのNZドル/米ドル相場は、0.6400〜0.6620米ドルのNZドル安トレンドラインは維持されています。このラインは急激なNZドル安を形成しています。現在のスポットが0.6585〜90米ドルにいるので、どちらかと言えばトレンドライン上限近くまで戻しています。もし0.6640米ドルを越える勢いが出れば、豪ドルも連れ高の可能性が強まります。シカゴポジションはショートなので、場合により買戻しが早まるかもしれません。万一越えた場合は0.6660、0.6720米ドルに抵抗線が控えています。下値は0.6540〜50、0.6500〜10米ドルの順にサポートあり、後者切れるとトレンドライン下限が見えてきます。(1NZドル=0.6591米ドル、9月18日14時30分現在)
以上
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。
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