ユーロドル横ばいながら「雲」の上へ
30日の東京時間にユーロドルは1.17を挟んでの小動きに終始しました。
昨晩の海外時間は序盤に米GDPが予想を上回りユーロドルでもドルが買われたため、一時1.1652まで値を下げる場面がありました。しかし、その後ブレグジット担当のEU首席交渉官の「11月に英国との関係について声明を出す」との発言から英ポンドが急伸、ユーロも連れ高となりユーロドルは1.17台を回復。
本日アジア時間は方向感を無くし、東京時間17:30現在は1.1695レベルでの取引です。
ユーロドルは昨日とあまり変わらないレンジでの取引となっていますが、日足の一目均衡表の雲の上限が本日1.1681まで低下しているため、「雲」の上に飛び出した形となっています。
とはいえ、1.17台前半は引き続き重くユーロドルは7月長引いた膠着レンジに再び囚われているように見られます。
18:00に発表となった8月のユーロ圏の消費者信頼感指数確報は速報と同じ-1.9で為替は反応せず。今晩この後21:00に8月のドイツ消費者物価指数速報値、21:30には米7月の個人所得、個人支出、PCEコアおよび、新規失業保険申請件数の発表があります
序盤の欧州株価指数先物はアジア株の軟調、北朝鮮をめぐる地政学リスクの再燃への懸念からほぼ全面安の様相。
ユーロドル15分足
オーダー/ポジション状況
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