ユーロ小幅反発するも方向感は出ず
16日の東京市場でユーロドルは小幅反発。昨晩海外時間中、当面の防衛戦とみられた1.13をかろうじて維持したことで、一旦買い戻しが入り午前中に1.13台後半まで上昇、午後には1.1398をつける場面もありましたが、1.14台は重くその後は1.13台後半で方向感を失っています。
本日22:00より、トルコのアルバイラク財務相が金融関係者を相手に電話会議を実施する予定となっていることがトルコリラを下支えしており、ユーロの底値からの反発も一部支えた模様ですが、電話会議は3,000人と参加者も多く、その場での質問は受けつけないことが明らかとなっており、どの程度の実効性があるのかは疑問です。
一方ユーロのテクニカルの悪さに変化は無く、東京時間18:30現在のユーロドルは1.1365近辺で取引されており、本日も1.1360レベルの200週移動平均性に絡む動き。
上値もフィボナッチ半値戻しの1.1448や徐々に下降しつつあるネックライン1.1493に抑えられる構図は変わらずで、やはり下値不安が燻る状況と考えられます。
米国要因としては中国の商務次官が貿易交渉のために訪米すると報道されており、米中貿易戦争への懸念がやや和らいだことが、株価の上昇を通じてドルの押し上げ要因となりそうです。今晩この後米国では21:30に住宅着工件数、建設許可件数およびフィラデルフィア連銀製造業景況指数、新規失業保険申請件数の発表があります。
序盤の欧州株価指数先物はおおむね上昇して推移。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.22
東京市場のドルは154円台後半で推移、日銀による追加利上げ観測が円安のブレーキ役に(24/11/22)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日本株のしっかりとした推移を材料にじり高の展開となり154円台後半で推移した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.22
ドル円 値動きそのものは激しいが、結果レンジ内か(11/22夕)
東京市場はドルが小高い。やや激しめの乱高下をたどるなか、最終的にドルは高値引け。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.11.22
ドル円154円台前半、本邦CPI高止まり等で一時154円割れ (11/22午前)
22日午前の東京市場でドル円は「往って来い」。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。