ユーロドル横ばい、トルコリラは下げ止まり(8/14夕)

14日の東京時間にユーロドルは昨日に引き続き1.14挟みで方向感無く推移。

ユーロドル横ばい、トルコリラは下げ止まり(8/14夕)

ユーロドル横ばい、トルコリラは下げ止まり

14日の東京時間にユーロドルは昨日に引き続き1.14挟みで方向感無く推移。
昨日来トルコリラの下げが一服しやや落ち着きを取り戻していることもあり、トルコ発の世界金融危機懸念は大げさすぎるとの見方も出て、本日日経平均株価は498円上昇。
エルドアン大統領は夕刻も演説で「トルコの国家の性格は急変しない」「アメリカの電気製品をボイコットする」と気を吐き、トルコをめぐる問題の解決の糸口はつかめないままです。この状況下、地域的にトルコエクスポージャーの懸念があるユーロは、反転上昇とまでは行きませんでしたが、一旦は様子見となっています。

一方で今回のユーロ急落によるテクニカル的な形状の悪化は否めず、引き続き200週移動平均1.1360や2017年初頭の安値1.0341からの上昇の61.8%戻し1.1187を当面のターゲットとして、上値は半値戻し1.1448、ヘッドアンドショルダーのネックライン1.1493あたりがかなり重そうです。

アメリカ人牧師の解放問題や、エルドアン大統領の言う「アメリカの電気製品ボイコット」の具体化等今後の状況悪化は気になるところですが、一旦はここまでのトルコ情勢については材料として織り込んだと考え、他の材料にも徐々に目が向きそうです。
先ほど18:00に相次いで発表となったユーロ圏の6月鉱工業生産、2QGDP速報、ドイツのZEW景気期待指数等はおおむね事前予想を上回る内容でユーロを下支えしています。
本日はこの後21:30に7月の米輸入物価指数の発表があります。
序盤の欧州株価指数先物はおおむね上昇して始まっています。

ユーロドル横ばい、トルコリラは下げ止まり

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