ドル円反発トルコリラ下げ止まりで(8/15朝)

14日の海外市場でドル円は小幅上昇。トルコ情勢に改善は見られないもののトルコリラの一方向の下落が止まり小康状態となったことで、

ドル円反発トルコリラ下げ止まりで(8/15朝)

ドル円反発トルコリラ下げ止まりで

14日の海外市場でドル円は小幅上昇。トルコ情勢に改善は見られないもののトルコリラの一方向の下落が止まり小康状態となったことで、金融市場全体が落ち着きを取り戻し、リスク回避の円買いが弱まりました。

トルコのエルドアン大統領は昨晩も「トルコに攻撃を仕掛けるものはコストを支払うことになる」「アメリカの電子機器等の製品をボイコットする」などと演説で述べ、対決姿勢を崩していませんが、ボルトン米大統領補佐官がトルコの駐米大使と米国人牧師の開放について協議しているとの報道が出て、また、最近の急激なトルコリラ売りに行き過ぎ感も出て一時15円台半ばまで下落したトルコリラ円は17.50近辺まで値を戻しています。
一方で域内の金融機関のトルコエクスポージャー懸念が払拭できないユーロは続落し、対ドルで1.13台半ばでの取引です。

ドル円の動きは相対的に小さいものでしたが、リスクオフの円買いが鈍ったことで111円台を回復、東京時間7:30現在は111.20-25レベルでの取引です。テクニカルには昨晩の上昇でドル円は一目均衡表の雲突入を回避、明確な方向感が出るには至っていませんが、昨日までの上値の重さはやや払拭された印象です。

ドル円反発トルコリラ下げ止まりで

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