ランド円ショートコメント(18/7/30)

安値が8.20レベル、高値が8.47レベルと予想よりも若干底堅い値動きを示しました。

ランド円ショートコメント(18/7/30)

ランド円ショートコメント

先週の振り返りですが、前週後半の動きを継続しやすく「8.40レベルをレジスタンスに8.15レベルをサポートとする流れ」を考えました。実際のレンジは、安値が8.20レベル、高値が8.47レベルと予想よりも若干底堅い値動きを示しました。

先週のランドは、週初こそ安値圏でスタートしましたが同国で行われたBRICSサミット前のラマポーザ大統領と習近平主席の首脳会談において、中国が南アフリカに対して147億ドルの投資を約束しました。同国にとって貿易面でも最大の相手国である中国から投資の約束を取り付けたことでランドは反転上昇することとなりました。

ラマポーザ大統領は5年で1000億ドルの投資をしてもらうことを同国の目標として掲げていますが、既に3分の1を達成しています。今後のラマポーザ大統領の動き次第では更なる投資誘致もあるでしょうから、ランドにとっても好材料となってきます。

今週は南アの失業率、貿易収支など比較的重要な経済指標が発表されますが、BRICSサミットも終わり、主要国の金融政策会合や米国雇用統計などの陰に隠れて、よほどコンセンサスからずれなければ、あまり材料視されにくいと言えそうです。

ランド円ショートコメント

またテクニカルにももみあいの状況と考えられますので、4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)もご覧ください。


先週の安値は年初来安値から前週高値に対する半値押し8.21とほぼ一致しています。またその後反発したものの前週高値にまではトライしきれない状況となっています。上抜けするか、あるいは下抜けしてヘッド&ショルダーの反転パターンとなるか、いずれにしてもどちらかに抜けるまではもみあいを継続しやすいチャートと言えます。
今週ももみあい継続を前提として、8.25レベルをサポートに8.55レベルをレジスタンスとする週を見ておきますが、もしどちらかに抜けた場合にはそちらに15銭程度走る可能性を見ておくとよいでしょう。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る