トルコリラ円ショートコメント
まず先週の振り返りですが、「39.10レベルをサポートに、39.70レベルをレジスタンスとする流れ」と予想を立て、実際のレンジは安値が39.27レベル、高値が39.96レベルと、ランド円同様に予想レンジよりも強い値動きとなっていました。トルコ円に関しては、31日に発表された第4四半期GDPが強かったことも好感されましたが、他の経済指標を見ても強弱入り混じっているのが現状で、どちらかというと自爆テロの懸念などが上値を抑えやすい状況となっています。
今週の経済指標は、本日4日に発表されるCPI程度で、これでもって方向性が出て来るとは考えにくく、こちらもランド円同様に周辺市場の与える影響の方が大きいものと考えられます。
同様に日足の均衡表チャートを見てみましょう。
トルコ円の安値は、2月11日(37.68)と2月24日(37.67)の2点底を付け、その後はピンクの平行線で示した上昇チャンネルの中での動きを継続しています。先週は木曜、金曜とも均衡表の雲の上限(39.89)近辺で上昇を止められ、週末はやや押してのクローズとなりました。
こちらも、週末クローズを中心としたもみあいを継続しやすい週を予想し、今週は、39.10レベルをサポートに、39.90レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
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