ユーロ欧州時間に入って上伸 (6/6夕)

6日の東京市場でユーロは対ドル1.17台で横ばい推移しましたが、夕刻になってユーロ買いが強まり、東京時間19:00現在は1.1770と5月下旬以来の高値での取引となっています。

ユーロ欧州時間に入って上伸 (6/6夕)

ユーロ欧州時間に入って上伸

6日の東京市場でユーロは対ドル1.17台で横ばい推移しましたが、夕刻になってユーロ買いが強まり、東京時間19:00現在は1.1770と5月下旬以来の高値での取引となっています。

今夕、ECBチーフエコノミストのプラート専務理事はベルリンでの講演で「ユーロ圏の経済の力強さとその賃金への影響によりインフレ率がECBの目標に向かっていることの確信を深めている」と発言。さらにECB理事のバイトマンドイツ連銀総裁が「年末までにECBの資産購入プログラムが終了するという市場の期待はもっともらしい」とビデオメッセージを送ったことから昨日のブルームバーグによる来週のECB理事会でのQE終了検討報道が俄に真実味を帯び、ユーロドルは1.1720レベルから一時1.1776まで急伸、ドイツの10年物国債利回りも8b.p.上昇しています。

チャート上も夕刻の上昇で、ユーロドルは久々に21日移動平均線を上抜け、日足の一目均衡表基準線1.1771にからむ展開となっています。懸念された第1四半期のユーロ圏の景気足踏みは、一時的なものとの見方が広がっており、久々にユーロは上げ基調です。出始めている2Qの経済指標も比較的ましなものがおおくなってきている印象であり、今後出てくる最新の経済指標は丁寧に点検していく必要がありそうです。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移、この後21:30からは米、4月の貿易収支の発表があります。

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