ユーロ買戻し継続 1.17台を再び回復
週明けの東京市場では前週末に米雇用統計が上ぶれるなどドルが終盤にやや上昇下流れを受け、ユーロドルは1.1661で取引が始まりましたが徐々に買戻しが入り、東京時間19:00現在は先週高値を上回る1.1737で取引されています。
特段の新規支援材料は無い中ですが、イタリアでは1日にポピュリスト連立政権が1日宣誓を行い信任投票後に成立見込みとなったことから、先週の高値をとりあえずはクリアする動きとなったものと見られます。
ただ、そのまま上値を追う勢いがある感じでもなく、欧州序盤は比較的落ち着いた展開です。夕刻発表されたユーロ圏の4月の生産者物価指数は前年比+2.0%と市場予想をやや下回りましたが反応は限定的でした。
ユーロドルは4月下旬から続いた想定を上回る下落トレンドからようやく回復しつつあるようです。現在1.1650にある転換線や、1.1658あたりの5日移動平均線を短期の足がかりにして1.1771レベルの21日移動平均線に久々に絡むことができれば、今回の下落局面の起点4/17の高値1.2414からの下落の38.2%戻し1.1855あたりを狙っていく展開でしょうか。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高。本日はこの後23:00に4月の製造業受注、耐久財受注の発表があります。
オーダー/ポジション状況
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