ユーロ欧州時間に入り一時1.17割れ(5/23夕)

23日の東京市場でユーロは1.17台後半で動意なく推移しました。

ユーロ欧州時間に入り一時1.17割れ(5/23夕)

ユーロ欧州時間に入り一時1.17割れ

23日の東京市場でユーロは1.17台後半で動意なく推移しました。しかし、夕刻発表された5月のドイツ、ユーロ圏の製造業PMIが相次いで事前予想を下回ると、景気減速が1Qにとどまることなく2Qにおよぶことを懸念してユーロは急落、21日月曜につけた直近の安値1.1717を割り込み一時1.1699の安値をつけました。東京時間19:00現在はやや戻し1.1725レベルでの取引です。
イタリアの10年もの国債利回りは本日夕刻は2.43%台と昨日比0.1%以上上昇して推移しており、ドイツ国債との利回り格差は1.93%に達しています。
ユーロは払拭できないイタリアの政局不安とユーロ圏の景気減速観測に挟み撃ちされた形です。

節目と見られていた17年1月からの長期上昇局面の38.2%戻し1.1709と1.1700を割り込んだ事でユーロドルはテクニカル的には中長期の調整局面入りが確実となり、更なる下方向へのアローワンスが広がった形です。当面のターゲットは昨年11月安値の1.1554、上記フィボナッチの50%戻し1.1448あたりとなります。

今晩はこの後22:45に米国の製造業PMI、23:00新築住宅販売、そして27:00には5月2日のFOMC議事録が公表されます。足元の米経済の好調が欧州との対比で際立つような内容が出てくる可能性も高く、波乱含みです。序盤の欧州株価指数先物は、地政学リスクの高まりとユーロ圏の景気減速鮮明化にほぼ全面安。

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