ユーロドル反発 夕刻1.18台に
22日の東京市場でユーロは下げ一服。前日欧州時間序盤につけた1.1717の安値から徐々に値を戻し、本日も夕刻欧州勢参入とともに一時1.1830まで反発、東京時間19:00現在は1.1825レベルでの取引となっています。
引き続きユーロ圏ではイタリアの新政権のとる経済政策への懸念と1Qのユーロ圏の景気減速が重石となっているものの、昨晩は米長期金利の上昇が一服した事から、主要通貨に対するドルの売戻しが優勢となり、ユーロドルも底値から回復しました。
本日欧州時間序盤はイタリアの債券にも買戻しが入っており10年もの国債で昨日比10bpほど利回りが低下、相場の行き過ぎ感からの自律的反発が見られています。
テクニカル的にはユーロドルは昨晩2017年初からの上昇の38.2%戻し1.1709を前に反発しており、一旦は様子見といった形でしょうか。ただ戻りの材料にも今は乏しく1.1856レベルの転換線には頭を抑えられそうです。
序盤の欧州株価指数先物はイタリア株にも買戻しが入り、おおむね堅調に推移。
この後23:00には米国5月リッチモンド連銀製造業指数の発表がありますが、昨日同様指標は軽めです。
オーダー/ポジション状況
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