欧州通貨、大イベント前の水準へ
ドル円がまったく動きが見られない中で欧州通貨が大イベント前の水準へと戻しています。
まず、ポンドドルの週足チャートです。
ポンドドル週足
黄色のラインマーカーで示したのがブレグジットの国民投票の週(2016年6月)ですが、今週はここまでの高値1.4377と完全に急落前の水準に戻しています。
次にユーロスイスの週足チャートです。こちらはやや期間が長めです。
ポンドスイス週足
黄色のラインマーカーで示したのはスイス中銀が絶対介入水準としていた1.20での介入を放棄した週(2016年6月)です。こちらは海外ではこの大イベントで多くのFX業者が廃業に至りました。今週はここまでの高値1.1992と急落前の水準に戻してきています。
どちらも時間はかかっていますが、ゆっくりと大陰線を埋めてきたという点では短期のチャートで見られる、出合いの薄い水準は改めてしっかりと取引をしにいく、というパターンと同じであると言えるでしょう。
ここからですが、どちらもテクニカルには上昇トレンドが継続しそうですが、達成感もまた出て来る水準と言えます。短期的にいったん押しが入り、それから再びトレンドに戻る可能性が高いのではないかと見ています。
オーダー/ポジション状況
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