ユーロ海外高値からの反落後は方向感なく推移(4/18夕)

18日の東京市場でユーロは連日の横ばい推移。

ユーロ海外高値からの反落後は方向感なく推移(4/18夕)

ユーロ海外高値からの反落後は方向感なく推移

18日の東京市場でユーロは連日の横ばい推移。
昨晩の海外市場でユーロドルは序盤に1.24台を回復するなど堅調な動きを見せました。
しかし、昨晩発表された米住宅関連指標、鉱工業生産、設備稼働率等の指標が予想を上回ったことや、ムニューシン財務長官が前日のトランプ大統領の中露の為替安を牽制するかのようなツイートについてのCNBCの質問に、ドル安を望む考えではないとの発言をしたことから、ドルに買戻しが入りユーロドルは深夜にかけて1.2336まで下落しました。その後はやや戻し、東京時間は昨日と大差ない1.2370-80レベルを中心とした狭いレンジでの取引に終始しました。

先ほど18:00に発表されたユーロ圏の3月の消費者物価指数は前年比+1.3%と事前予想+1.4%をやや下回り、1.2342まで下落する場面もありましたが、すぐに戻し、東京時間19:00現在は1.2365レベルでの取引です。
ユーロドルは昨晩一気に高値を追う動きとはならなかったものの、今のところ日足の一目均衡表の雲には沈んでおらず、上昇のモメンタムを維持しています。
ただ、本日のCPIにも見られるように、米経済指標に比べてやや見劣りするものが増えているのが気になる点です。
今晩は明日未明3:00に地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表されますが、米欧の足下景気の差が際立つような内容だと更なるドル買いとなる可能性もあり、注意が必要です。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの展開です。

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