ユーロ朝方の上昇分を消す(4/6夕)

昨晩の海外市場では、米中貿易摩擦懸念が一段と後退した事から米株が上昇した影響でドル買いが強まり、ユーロドルは一時1.2218の安値をつけました。

ユーロ朝方の上昇分を消す(4/6夕)

ユーロ朝方の上昇分を消す

昨晩の海外市場では、米中貿易摩擦懸念が一段と後退した事から米株が上昇した影響でドル買いが強まり、ユーロドルは一時1.2218の安値をつけました。
ところが今朝方トランプ大統領がアメリカ合衆国通商代表部に対して1,000億ドル規模の追加関税の検討を指示したとの報道が伝わると、一転して主要通貨に対してドル売りとなりユーロドルも1.2260まで反発しました。しかし、上昇が一段落すると今晩の雇用統計を控えてポジションを調整する動きとなり、結局日中の上げをほぼ全て失って東京時間15:30現在は1.2235レベルでの取引です。

ユーロドルは昨日の下落で、昨年4月からの中期の上昇トレンドラインを割り込む動きとなってきています。今週のところは主として米国要因で動いているユーロドルですが、この水準での膠着が続けば、ユーロドルは本格的な調整入りの可能性も出てきます。
何よりも年明け以降のユーロ圏の経済指標に目につくようになった、景気加速エンジンの不協和音が気になるところです。

とりあえず、今晩のところは21:30の雇用統計と明日未明2:30からのパウエルFRB議長の講演を見極めるまで各市場とも大きくは動きにくい状況です。
雇用統計は平均時給の伸び前月比+0.3%と失業率4.0%にやや強気の市場予想が出ており、実際の数値が注目されます。序盤の欧州株価指数先物は軟調推移。

オーダー/ポジション状況

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