ユーロ対ドルで一時1.2250割れ(4/5夕)

5日の東京市場でユーロは1.22台後半を中心に推移。

ユーロ対ドルで一時1.2250割れ(4/5夕)

ユーロ対ドルで一時1.2250割れ

5日の東京市場でユーロは1.22台後半を中心に推移。昨晩の海外市場では米中の貿易戦争激化の懸念がやや後退した事から、終盤にかけて米株、米長期金利、ドルが上昇、ユーロドルも1.23台を維持できずにNY時間を終えました。
東京時間は1.22台後半での小動きに終始しましたが、夕刻発表された2月のドイツの製造業受注が不冴えだった事などから欧州勢参入とともに再び下値を試す展開となり、一時1.2249の安値をつけた後、18:30現在はやや戻して1.2280近辺での取引です。

今夕は、製造業受注の後に発表された2月のユーロ圏の小売売上高や3月のドイツ、ユーロ圏のサービス業PMIなども軒並み期待はずれな結果となっており、わずかにユーロ圏の2月の生産者物価指数だけが+1.6%と弱いながらも事前予想を上回りました。
市場ではユーロ圏の足元景気に陰りが見えてきたのではないかとの警戒感が広がりつつあります。
ユーロドルは水準的に3/20の安値1.2240に接近中。ほぼ同水準の(訂正×ここを下抜けると次はいよいよ本日1.2225近辺にある)中期上昇トレンドラインも意識されます。

今晩は21:30に2月の米貿易収支の発表が予定されており、米中間の貿易摩擦が市場のテーマの中心となっている中だけに注目されます。
序盤の欧州株価指数先物は米国、アジアの株価反発を受けてほぼ全面高です。

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