ユーロ2週間ぶりの安値圏で推移
昨晩の海外市場ではユーロには特段の材料はありませんでしたが、米国内の新車販売が好調だったことや、トランプ大統領からツイッターで連日「口撃」を受けていたアマゾンに対してホワイトハウスがなんら具体的政策を検討していない事が明らかになった事で、米株価が反発し長期金利が上昇しました。
その動きの中でドルに買いが集まった事から、ユーロドルは最近のレンジを下抜けて下落、一時1.2254と3月21日以来の安値をつけました。
明けて本日の東京市場では前日の同時間帯に較べ50ポイントほどレンジを下げて1.22台後半で方向感のない取引となりました。
昨晩は事前にこれといった注目指標もなかった割にはユーロドルは下げたイメージですが、3月20日につけた直近の安値1.2240を割り込まないうちは、まだもみ合いの範疇と考えられます。
ただ、この後は18:00にユーロ圏3月CPI速報値1と2月失業率、米国も21:15にADP全国雇用者数、22:45MarkItサービス業PMI確報値、23:00にISM非製造業景況指数と2月製造業受注指数、米国週間原油在庫と指標が厚く、いずれかの指標に異常値が出て、ユーロドルが下抜けた場合には要注意です。
序盤の欧州株価指数先物は米中貿易摩擦への懸念が再燃し、アジア時間に米株価指数先物が大きく下げている事もあり、ほぼ全面安の様相です。
オーダー/ポジション状況
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