ユーロドル1.23近辺での小動き続く
3日の東京市場でユーロドルは1.23近辺で方向感なく推移しました。
東京時間15:00に発表されたドイツの2月の小売売上高は、前月、事前予想を大きく下回る年率+1.3%と不冴え、3月のユーロ圏の製造業PMIは予想通り、ドイツのPMIはやや悪くフランスはやや良化とまちまちの結果でした。
欧州勢参入とともにこれらの指標に期待するユーロ買いが入り、ユーロドルは一時1.2336レベルまで上昇する局面もありましたが、結果を受けて反落、東京時間18:30現在は1.2310近辺で取引されています。
ユーロドルは日足の一目均衡表の雲の中で1.2337レベルにある21日移動平均線に頭を抑えられた形です。
欧州勢にとっては5日ぶりの取引再開となりますが、その間に米株が下落している事もあり、序盤の欧州株はほぼ全面安です。
今晩はこの後重要な経済イベントは見当たらず、このままユーロドルも方向感探りが継続しそうです。今晩の米国市場で株価が持ち直すことができるか否かはひとつのポイントとなりそうです。
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