ドル円上昇、米株の反発で
昨晩の海外市場でドル円はじりじりと上昇、昨日東京時間終盤の106円前後の水準からほぼ一方向で上げ、東京時間6:30現在は106.65近辺での取引です。
昨晩は米株式市場の主要3指数すべてが上昇、NYダウは前日比389.17ドル高の24,033.36で終了、24,000ドルを回復しています。
朝方フォードやフィアットの米国内の自動車販売台数が増加したことから、リスク選好がやや回復、その後トランプ大統領による連日のツイッターでの攻撃で値を下げていたアマゾン株が、ホワイトハウス関係者の「アマゾンに何らかの懲罰的な措置を講じる実質的議論は行われていない」と明らかにしたことで反発したことを機に、終盤に株式市場のセンチメントが改善し、各指数とも前日比1%超の上昇となりました。
株価の上昇を受けて米国債はやや売られ、10年物米国債金利は2.78%と4bpほど上昇したこともドルの支援材料となりました。
ただ、米株もドル円も上昇に転じたというよりは、ここまでの売りが昨晩は一服したといったところです。ドル円は107円が引き続き重いイメージで、一気に上抜ける勢いは感じられません。
週末に雇用統計を控え、ここからは方向感探り中心の動きとなりそうです。
オーダー/ポジション状況
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