ユーロ FOMC後値を伸ばすも欧州時間に反落
未明のFOMCにおいて米国は0.25%の政策金利引き上げを決めましたが、市場の期待がやや傾いていた年内4回の利上げはほとんど想定されていないことが明らかになり、またパウエル新議長の記者会見においての慎重姿勢もあり、ドルは主要通貨に対して売られました。
ユーロドルはFOMC後ほぼ一方向で上げ、東京時間も終盤にかけ一段高となり、ロンドン序盤には一時1.2388と前日比100ポイント超の大幅上昇となりました。
ただ、本日夕刻に相次いで発表されたドイツ、ユーロ圏の3月のマークイット製造業指数が不冴えであったことから、その後は反落し、東京時間19:30現在は1.2325レベルと本日の安値圏での取引です。
テクニカル的には昨晩の上昇で日足の一目均衡表の雲からは脱出したものの、明日以降は雲の上限自体が上昇してくるためこのままの水準では明日以降は再び雲の中です。
相変わらず21日移動平均線(1.2316レベル)がらみの取引が続いており短期的には膠着が続いていると言えるでしょう。
今晩は21:00に英国中銀の政策金利発表がありますが、金利変更は予想されていません。
序盤の欧州株価指数先物は米国との貿易戦争激化の懸念をぬぐいきれずほぼ全面安の様相です。
オーダー/ポジション状況
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