ユーロ 反落後東京時間は横ばい(3/9夕)

昨晩ECBの政策発表とドラギ総裁の記者会見で乱高下したユーロは、結局前日より100ポイント下げた1.23近辺で東京時間の取引が始まり、

ユーロ 反落後東京時間は横ばい(3/9夕)

ユーロ 反落後東京時間は横ばい

昨晩ECBの政策発表とドラギ総裁の記者会見で乱高下したユーロは、結局前日より100ポイント下げた1.23近辺で東京時間の取引が始まり、1.23ばさみの狭いレンジで取引されました。
ECBがステートメント上に示されたフォワードガイダンスから債券購入に関し「見通し悪化の場合規模と期間を拡大する用意がある」との文言を削除するという象徴的な動きにでたことから、ユーロは海外時間一時1.2446まで上昇しましたが、ドラギ総裁の記者会見の内容が予想よりタカ派色の薄いものであったことから、会見中に反落を始め、1.2295まで値を下げました。

反落はしたものの、ユーロの現在の水準1.23自体は2月の中心的取引値に近く、フォワードガイダンスの変更はECBのユーロ圏経済の先行きへの自信の表れと考えて間違いないことからも、ユーロは中期的には引き続き上昇トレンド内に位置していると考えられます。

昨晩ユーロは一目均衡表の雲の上限(1.2294)で下落が止まっていますが、本日は雲の上限がやや上がって1.2303に位置しているため、日中は一時雲の中に突入する形となっています。とりあえず今晩のところは本日の終値と雲の位置関係に注目です。
先ほど発表された1月のドイツの鉱工業生産は前年比で5.5%と予想の6.0%を大きく割り込みましたが、ユーロの反応は限定的、今晩はこの後米雇用統計の発表を控えており、それまでは現レンジでの取引が続くものと考えられます。

雇用統計はこの後22:30に公表され、非農業部門雇用者数は20.5万人の増加、失業率は4.0%への低下、平均時給は前月比+0.3%が見込まれています。序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る