ユーロ弱含み 週末のイベント警戒(3/1夕)

1日の東京市場でユーロは弱含みに推移、1.22を維持できず一時1.2184まで下落する局面もありました。

ユーロ弱含み 週末のイベント警戒(3/1夕)

ユーロ弱含み 週末のイベント警戒

1日の東京市場でユーロは弱含みに推移、1.22を維持できず一時1.2184まで下落する局面もありました。
週末に控えたイタリア総選挙で、事前の世論調査では過半数を取る政党の無いハングパーラメントとなることが予想されています。ただ、情勢は流動的であり、中道右派の「同盟」が過半数を取る可能性や、ポピュリストとされる「五つ星運動」が主導権を握る可能性も取り沙汰されており、警戒感が強まっています。
同日(4日)にはドイツで大連立合意の承認を求める社会民主党(SPD)の党員投票の結果も判明する予定となっており、昨年来のユーロ買いポジションが積みあがっている状況下、不測の結果が出た場合を警戒してのユーロ売りが徐々に強まっています。
また、ドル円がボックス相場になっている中でユーロが下落しているため、ユーロは対円でも下落、昨年9月以来はじめて、130円割れを見ています。

チャート的にも山中先生の本日の記事でも指摘されているとおりユーロドルはダブルトップを形成して下方向に抜けやすくなっており、セオリーに従えば少なくとも1.1875あたりを目指す動きとなることになります。
ただ、ユーロドルは昨年10月には巨大ヘッドアンドショルダーを完成したにもかかわらず下抜けなかった経緯もあり、また、今のところユーロ売り加速の気配もない事から下落を警戒しつつも少し様子を見る必要がありそうです。

今晩は19:00 ユーロ圏1月失業率、22:30に米国1月個人所得・消費支出、新規失業保険申請件数、23:45 MarkIt製造業PMI確報値、24:00にISM製造業景況指数、建設支出と経済指標も多く、更に24:00からはパウエルFRB議長の上院での議会証言も予定されています。今週のユーロ相場の下落の始まりが27日の議会証言だった事を考えれば今晩も十分波乱含みです。

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