政治イベント前にユーロ続落(18/3/1)

ユーロが対ドル、対円ともに週末の2大政治イベント(イタリア総選挙、ドイツSPD党員投票結果公表)を前に続落しています。

政治イベント前にユーロ続落(18/3/1)

政治イベント前にユーロ続落

ユーロが対ドル、対円ともに週末の2大政治イベント(イタリア総選挙、ドイツSPD党員投票結果公表)を前に続落しています。政治イベントはイタリアではどこも過半数を取れずドイツの二の舞を連想させますし、ドイツの連立協議がここに来てひっくり返されることは無いとは皆が思っているものの可能性がゼロではないということで、ユーロはじり安の展開となっていました。

そして月末にユーロドルは2月安値を下回り、ユーロ円もここしばらくの安値圏を月末終値で下回りとテクニカルにはどちらも弱い動きを継続しやすい状態で3月を迎えています。ユーロドルとユーロ円を並べた日足チャートをご覧ください。

           ユーロドル ユーロ円 日足

           ユーロドル ユーロ円 日足

まず下段のユーロ円からですが、ユーロが上値の重たい中で株価の下げによるリスクオフの動きから2月は月初高値からの大幅安(高値137.50、安値130.05)となり、本日は一時130円の大台を割り込む動きとなりました。129円台は昨年9月以来の水準であり、これまで131円台前半がサポートゾーン(ピンクの点線)となっていたところに、月末の大陰線で当面は戻り売りが出やすい展開となります。

次に上段のユーロドルですが、こちらも月末終値が1.2194と1.22を割り込んできたことで1月中旬から2月下旬にかけてダブルトップの反転パターン(黄色のラインマーカー)を完成させ、更なる下げにつながりやすいチャートパターンとなっています。週末のイベントを前に既に下げていますが、イベントを経過しても上がったところは売りが入ってくるという流れがしばらくは続きやすいという点で、ユーロ円、ユーロドル双方が足を引っ張り合っての下降トレンドとなってしまうのか、今週から来週初にかけてのユーロの動きからは目が離せません。

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