ランド円ショートコメント(18/1/29)

先週までの間に、南アフリカの今後にとっての好材料はあらかた出尽くした感があり、ズマ大統領の退陣にはまだ時間がかかりそうです。

ランド円ショートコメント(18/1/29)

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが、ランド円は「大台9.00をサポートに、12月高値に近い9.25レベルをレジスタンスとする流れ」としました。実際のレンジは、安値が9.08レベル、高値が9.22レベルと底堅いものの予想よりも狭いレンジでの取引に終始しました。

先週までの間に、南アフリカの今後にとっての好材料はあらかた出尽くした感があり、ズマ大統領の退陣にはまだ時間がかかりそうです。そして、次の大きな材料となる南アフリカの予算発表は2月と近づいてきたものの、まだ相場の材料に出来るようなものは見えてきていません。材料的には今週も南アフリカ関連では様子見といった感じになりやすく、米国からみの材料からドルランドとドル円とのスピード差といったくらいしか材料にしにくい状況です。

テクニカルにはどうでしょうか。4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

       ランド円、ドルランド、ドル円四時間足

       ランド円、ドルランド、ドル円四時間足

1月10日安値を起点に平行チャンネルは引いてみたものの、あまりに幅も狭くサポートにも近い状況です。ただ、このチャート(中段ドルランド)ではわかりにくいものの、先週のドル安値・ランド高値となったドルランドの11.7983は2015年5月以来のランド高水準であり、テクニカルにはドル安の流れはドルランドにも明確に表れていることは間違いありません。

今週はドル安の流れの中で、ドル円、ドルランドとも同様の動きをしやすいと見て9.05レベルをサポートに、9.25レベルをレジスタンスと横方向への動きを見ておこうと思います。

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