オーストラリアドル週報(2018年1月第四週)

オーストラリア経済は、安定的な雇用市場と好調な内需に支えられて緩やかな拡大基調を維持していますが、ドル/円相場が円高傾向にあるため、

オーストラリアドル週報(2018年1月第四週)

豪ドル/円、上値の重い展開。87円割れで下値リスクが点灯。

オーストラリア経済は、安定的な雇用市場と好調な内需に支えられて緩やかな拡大基調を維持していますが、ドル/円相場が円高傾向にあるため、豪ドル/円は上値を抑えられる展開となっています。

チャートを見ると、日足は1/23に付けた89.07を直近高値として3手連続陰線引けとなりましたが、この間に2手前の小陰線が12/7に付けた84.67を起点として下値を切り上げて来た流れから下抜けて終えており、日足の形状が悪化し始めています。87.00-10の下値抵抗を守っており、短期トレンドの変化が認められないものの、89.00〜89.30ゾーンにある強い上値抵抗に再三ぶつかっており、これをしっかり上抜けて来るまでは上値余地も拡がり難い形となっています。日足の上値抵抗は88.90-00、89.30-40に、下値抵抗は87.20-30、86.50-60にあります。21日移動平均線は88.22に位置しており、若干下抜け始めていますが、120日、200日線は87.25と86.35にあり、中期トレンドは豪ドル強気の流れを維持しています。

一方週足を見ると小陽線で続落を食い止めていますが、上昇余力に欠けるものであることや、89.10-20の週足の上値抵抗を抜け切れずに終えており、下値リスクを残した形です。今週は89円超えトライに失敗して再び下値余地を探る動きに転じており、下値リスクがやや高くなっています。週足の下値抵抗が87.20-30にありますが、これを守り切れずに越週した場合は下値リスクが点灯します。この場合でも86円台に強い抵抗が控えており、急落にも繋がり難いと見ています。週足の上値抵抗は89.10-20、90.40-50に、下値抵抗は87.20-30、86.00-10にあります。31週、62週移動平均線は、87.30と86.05にあり、中期トレンドをサポートしています。一方、62ヶ月移動平均線が89.31に位置しており、これを上抜け切れていません。月足は90円超えで越月しない限り、下値リスクを残した形です。

豪ドル/円、上値の重い展開。87円割れで下値リスクが点灯。

豪ドル/円【週足】:(1/25現在31週移動平均線は87.30に、62週線は86.05にあり中期トレンドは豪ドル強気の流れを維持しているが、85円割れの越週した場合は下値リスクが点灯する)

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