NZ/円、短期は強気を維持。79.50割れでトレンドに変化。
25日早朝に発表されたニュージーランドの2017年10-12月期の消費者物価指数は前期比+0.1%に留まり、予想値+0.4%に遠く及ばない結果となりました。年率ベースでも1.6%に留まったことを受けて、NZドルは対ドル、対円で急落しています。景況感も良く順調にインフレターゲットに近づきつつあると見られていただけに、今回の結果は今後の金融政策の見通しにも影響を与える可能性が高いと見られます。米ドル安の流れにあるため、NZドルの大幅続落には繋がっていませんが、反発力も鈍い状態となって来ました。
チャートを見ると、日足はこの発表の数値を織り込んだ1/24足が大陰線となり、日足の形状がやや悪化して下値リスクの高い形となっています。80.00-10に日足の下値抵抗があり、これを終値ベースでは守っていますが、79.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。日足の上値抵抗は80.90-00、81.40-50に、下値抵抗は80.00-10、79.50-60にあります。21日移動平均線は80.50にあり、この下に入り込んで下値リスクが点灯し始めていますが、120日、200日線は79.34と79.63に位置しており、中期トレンドはNZ強気の流れを維持しています。
一方直近の週足は寄せ線に近い形の足となり、上下の抵抗を抜け切れずに越週しています。下値を切り上げる流れには大きな変化が認められませんが、今週は上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形となっており、陰線引けとなる可能性が生じています。今週の週足の下値抵抗が80.00-10にありますが、これを割り込んで越週した場合は、昨年11月に付けた76.10を起点として下値を切り上げて来た流れが変化します。また、79.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。週足の上値抵抗は81.30-40にあります。31週、62週移動平均線は79.98と79.89にあり、両者が収縮中であることから、新たな方向性が示される可能性が示される可能性も近いと見られます。現状は中期トレンドをサポート中ですが、79.50割れを見た場合はトレンド変化に要注意。
一方直近の週足は寄せ線に近い形の足となり、上下の抵抗を抜け切れずに越週しています。下値を切り上げる流れには大きな変化が認められませんが、今週は上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形となっており、陰線引けとなる可能性が生じています。今週の週足の下値抵抗が80.00-10にありますが、これを割り込んで越週した場合は、昨年11月に付けた76.10を起点として下値を切り上げて来た流れが変化します。また、79.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。週足の上値抵抗は81.30-40にあります。31週、62週移動平均線は79.98と79.89にあり、両者が収縮中であることから、新たな方向性が示される可能性が示される可能性も近いと見られます。現状は中期トレンドをサポート中ですが、79.50割れを見た場合はトレンド変化に要注意。
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