N$シカゴポジション(2018年1月23日現在)
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年1月23日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
NZドルのポジションはネットショートを6,500枚減らし、残高は1,500枚弱になり、ほぼスクエアまでになりました。シカゴはNZドルの売り上がり失敗に終わり、ポジションを巻き戻しました。内訳はロング6,800枚増、ショート300枚増となっています。下図(2)を見ると、過去2回程止められた0.7340〜50米ドルにある抵抗線(緑のライン)を3回目で越え、新たに昨年央の高値(水色のライン)までトライする勢いになっています。先週まで低調なPMI指数や消費者物価指数が発表されましたが、この悪材料をこなしたNZドル買いになりました。シカゴポジションはほぼスクエアになったの、この先のショートカバーにはあまり期待できないと思われます。
NZドル/米ドルは、豪ドル同様に12月初旬の底値から急激なサポート(現在は0.7300〜10米ドル付近)に乗って上昇を続けています。先週0.73米ドル台に確りと乗せたので、まだ上値トライの中にいます。高値は0.7440米ドルまで付けており、終値は0.7355米ドルですので、約90ピップスのヒゲを作っているので、目先は天井打った形です。逆にサポートは0.7300米ドルまで迫っているので、下抜けし易くなっています。オセアニア通貨の双方が攻防の分岐点にきているので、どちらかの通貨が先に上下を抜けば、残りは追随しやくなります。暫くは双方の通貨を横目で見ながらの取引になります。
NZドルのサポートは0.7260、0.7190、0.7150、0.7100米ドルにあります。上値抵抗線は0.7390、0.7420〜40米ドルですが、後者抜けて終らないと一段高トライはできません。(1NZドル=0.7339米ドル、1月29日13時45分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。黒は直近の抵抗線を示しています。
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