ユーロ方向感無しECB前にポジション調整か(1/23夕)

23日の東京市場でユーロは方向感無く推移。

ユーロ方向感無しECB前にポジション調整か(1/23夕)

ユーロ方向感無し ECB前にポジション調整か

23日の東京市場でユーロは方向感無く推移。
昨晩は共和民主両党の合意に基づく米暫定予算案の採決が決まり、米政府機関の閉鎖解消に目途がついたものの為替はドル買いには振れず、かといってユーロ買いともならずといった状況で1.22台半ばを中心にレンジ内での上下動を繰り返す動きとなりました。
本日東京時間もやや上値を広げ1.2276をつける場面はあったものの夕刻欧州勢参入とともに反落、一時1.2223まで下げた後東京時間19:00現在は1.2250近辺で取引されています。

12月中旬からここまで比較的早い勢いでユーロ高が進んできたこともあり、また、上昇のきっかけが、ECB議事要旨のメンバーのタカ派姿勢だったりしたこともあり、イベントをこなした現在、25日の1月の理事会を前にユーロ買いポジションの調整が進みつつあるものと思われます。

先ほど発表となった1月のドイツのZEW指数は現状、期待ともに前月予想を大きく上回る結果となり、同時に発表されたユーロ圏の同期待指数も良好。ユーロ圏とドイツの景況感の底堅さを裏付けた形です。ECB前には一旦調整が入ったとしても、ECBのスタンス確認後はユーロは堅調に推移するものと思われます。

この後ユーロ圏では24:00に1月消費者信頼感速報値の発表があります。
序盤の欧州株価指数先物は米、日の株高を受けほぼ全面高。

オーダー/ポジション状況

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