ユーロ横ばいの後欧州時間に乱高下(1/16夕)

昨晩さらなるユーロ買い材料が出て一時1.23に迫ったユーロドルですが、東京時間に1.12台後半で横ばい推移した後、

ユーロ横ばいの後欧州時間に乱高下(1/16夕)

ユーロ横ばいの後欧州時間に乱高下

昨晩さらなるユーロ買い材料が出て一時1.23に迫ったユーロドルですが、東京時間に1.12台後半で横ばい推移した後、欧州時間に入ってドイツの大連立構想に冷や水を浴びせる報道が出て乱高下、一時1.2216まで値を下げる場面もありました。
東京時間18:00現在は1.1230近辺で前日よりやや値を下げて取引されています。

昨晩はECB政策委員会メンバーのハンソンエストニア中銀総裁が9月でECBが資産買い入れを終了させることに問題ないと発言、また、ドイツ連銀が外貨準備に人民元を加えていたことが明らかになり、ユーロ買い、ドル売り双方の材料でユーロドルは一時1.2296をつけました。

しかしながら本日夕刻にドイツシュピーゲル誌がドイツの社会民主党ベルリン支部がメルケル首相との連立協議入りを否決したとの報道からユーロドルは急落、一時1.2216まで値を下げた後1.2268まで値を戻すなど荒い値動きとなり、18:00現在は1.1230前後で取引されています。

この報道に関してはあたかも大連立が頓挫したかのような伝えられ方をしたために相場を乱高下させていますが、詳細を見ると社会民主党のベルリン支部首脳による拘束力の無い投票の結果のことをさしている模様であり、多少の暗雲は垂れ込めるとしても即座に連立不成立ということにはならないものと思われます。
いずれにせよ今週末ボンで開かれる予定の600人の代表による投票により決定され、ベルリンはそのうち23、大勢は未だ明らかではありません。連立楽観はできないことはわかりましたが、夕刻の動きは過剰反応でしょう。

夕刻に発表されたドイツの12月の消費者物価指数確報値は事前予想通り+1.7%、
連休明けの米国で市場参加者が進行したユーロ高に対してどのように反応するか注目されます。序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高の展開です。

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