ユーロ 東京時間横ばいの後やや反発(11/29夕)

昨晩の海外市場で好調な米指標や米税制改革法案の予想以上の速さでの上院審議の進行にユーロドルは予想外に下押し

ユーロ 東京時間横ばいの後やや反発(11/29夕)

ユーロ 東京時間横ばいの後やや反発

昨晩の海外市場で好調な米指標や米税制改革法案の予想以上の速さでの上院審議の進行にユーロドルは予想外に下押し一時日足の一目均衡表の雲の下限1.1827まで下落しました。
昨晩はユーロポンドのユーロ安にぴっぱられた部分は一部あるものの、基本的にはユーロ側には材料がほとんどありませんでしたから、あくまで「ドルの都合」でのユーロドル安の様相が強く、それにしては11/21底値からの上げ幅の半分以上を失うというのはやや行き過ぎ感も出た模様で、アジア時間早朝には半値戻しをやや上回る1.1840近辺まで戻して取引が始まりました。

東京時間は未明に約二ヵ月半ぶりに北朝鮮が発射した大陸間弾道弾の話題に気を取られ、直接的には影響のでにくいユーロドルは蚊帳の外、1.1840-55の狭いレンジでの取引に終始しました。夕刻欧州勢が参入すると気持ちユーロ買いが強まって東京時間17:00現在は1.1875レベルでの取引です。

ここまでの取引では一目均衡表の雲の上限1.1877で一旦頭を抑えられた形となっていますが、このあたりは先週24日には何の苦も無く1.19台半ばまで駆け上り、また昨日は逆に躊躇無く下げてきたレベルでもあり、今晩の相場はこの後比較的多いイベントの結果次第といえるでしょう。

今晩この後欧州圏では19:00にユーロ圏の11月消費者信頼感指数、景況感、鉱工業信頼感指数等の発表、そして22:00にはドイツの消費者物価指数速報値の発表があり、年率では+1.7%と標準的な市場予想となっています。
一方米国でも21:00にMBA住宅ローン申請指数、22:00には第3四半期GDPの二次速報値、個人消費、コアPCE等の発表、4:00に地区連銀経済報告 更に0:00のイエレン議長議会証言はじめFRB関係者の発言が明朝まで続く他、2:00にドイツ連銀総裁講演もあって、一晩中イベントだらけです。

序盤の欧州株は米、日の株価上昇を受け概ね上昇して始まっています。

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