過去6年間の豪州株式・NZ株式及び為替の動き20(11/27)

11月に入りNZ株高が一服しています。昨年8月・9月に株高調整となった際は約4ヶ月間調整しました。

過去6年間の豪州株式・NZ株式及び為替の動き20(11/27)

過去6年間の豪州株式・NZ株式及び為替の動き20

豪州株価指数とNZ株価指数推移(2017年11月24日現在)

豪州株価指数とNZ株価指数推移(2017年11月24日現在)

11月に入りNZ株高が一服しています。昨年8月・9月に株高調整となった際は約4ヶ月間調整しました。今回は一時的現象なのか、昨年と同じになるか今後の推移を待ちたいと思います。一方の豪州株は終値ベースで2015年2月末終値5929と今年4月末終値5924で、金曜日終値は5982だったので、3回目にして上抜けそうな兆候になっています。結果として、下図のオレンジ色の豪州株対NZ株はNZ株<豪州株の流れに変わってきています。今後株価推移がどの様に変わってくるのか注目されます。

過去6年間の豪州株式・NZ株式及び為替の動き20

(注:上図は豪ドル/NZドル為替推移(青)と2国間株価指数比(オレンジ:「豪州株÷NZ株」で表したもので、上方が豪州株高、下方がNZ株高)

為替は上図の赤い平行線で緩やかな豪ドル高トレンドを継続しています。このレンジ内の緑のラインを上抜き、次第に豪ドル高NZドル安の流れを強めそうなチャートになっています。株価対比では豪州株優位になりつつあり、資金の流れも付いてくれば豪ドル買いに安心感がでます。まだ金利差面でNZドル>豪ドルですので、次の一手でどちらの中銀が先に金融緩和状態を脱するか注目されます。

豪ドル対NZドルの為替は前回10月31日時点で、「…新たな上昇トレンド1.0580〜1.1360NZドルレンジを形成しています。このレンジ内の1.10絡み(1.0985付近)に急激な上昇サポートがあり、このラインは日々8〜10ポイント上げているので、ここを下抜くと上昇トレンドライン下限方向の流れ(豪ドル高調整)になります。この場合には1.0930〜40、1.0820〜30NZドルのサポート狙いになりそうです。いずれにせよ豪ドル高NZドル安のトレンドの中に入っているので、押し目は豪ドル買いになりそうです。」としましたが、10月中にザラバの下ヒゲで1.10割れありましたが、1.10絡みでサポートされ、反発しています。現在は逆に1.1090NZドル付近に抵抗線があり、1.1100NZドル台に乗せると、再度1.12NZドル方向の流れに入りそうです。

下値サポートは1.1010、1.0930、1.0820〜30NZドルの順にありますが、最初のサポートを切れると豪ドル高調整の下押し局面に入り買い場探しになります。
豪ドル高からの調整時間帯が終わったのか、まだ続くのか、現在は収斂局面にきているので、買い場が難しい状況になっています。抵抗線かサポートを抜けてから対応した方が良さそうです。
(11月27日14:45現在、1豪ドル=1.1080NZドル)(前回は10月31日掲載)
(以上)

(注)シカゴポジションは感謝祭明けの24日(金曜日)も実質休場状態で、ポジションの更新がありませんでした。明日以降更新され次第お送りします。

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