A$シカゴポジション(2017年11月21日現在)
主要通貨ポジション(単位:枚)(2017年11月21日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
豪ドルはネットロングを4,200枚減らしましたが、内訳はロングが5,000枚増、ショートが9,200枚増となり、総枚数を14,200枚増やしています。ショートはリスクヘッジからと想像できますが、ロングは難平になっているようです。単純に先行き相場観を想像すると、豪ドル下押し後の回復を見るポジションでしょうか。まだネットロングを4万枚弱ホールドしているので、このまま豪ドル高に反転する様には見えません。下図(1)では豪ドルが赤と緑のラインを切れ掛かっています。実際の相場はシカゴ締日以降小幅反発しており、かろうじてサポートを守っているようです。
豪ドル/米ドル相場は、先週も0.7620米ドルサポートを再度切り、シカゴ締日の21日に0.7530米ドルのダブルボトムを試し、現在は0.7620米ドルの抵抗線に絡む動きになっています。依然0.7520〜30米ドルサポートに止められていますが、まだ豪ドルは下値リスクが高く、0.7480〜90米ドルを試せる流れの中にいます。ここを切った場合は0.7330〜40米ドルが視野に入り、シカゴのロングポジションにも影響を与えてくると思います。一方上値は豪ドル安を緩和するには0.7620米ドルの抵抗線越えて終ることが必要です。この上には0.7680、0.7740〜50米ドルの抵抗線ありますが、短期豪ドル安トレンドを払拭するには後者を越えることが求められます。引き続き、シカゴ筋がロングポジションを落としてきたら、豪ドルの買い場がくると思われます。(1豪ドル=0.7602米ドル、11月28日12時30分現在)
ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。黒は直近の抵抗線を示しています。
オーダー/ポジション状況
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