ユーロ 東京時間でじり高の後反落(11/22夕)
22日の東京市場でユーロドルはじり高推移。
日中、ドイツのメルケル首相が、世論や政治的圧力の高まりを背景に第2党である社会民主党との再度の大連立の可能性に期待しているとの報道が流れたことや、イエレン議長が急激な利上げに対する懸念を表明したことなどが材料となり、ユーロは小幅に買い戻されて朝方の1.173台から夕刻には1.1773まで上昇しました。
ただ、その後は反落し、東京時間19:00現在は1.1750近辺での取引です。
感謝祭の祝日を前に本日の海外市場は徐々にポジションの調整を終え取引が薄くなることが見込まれ、今晩ユーロドルが最近のレンジから大きく外れることはなさそうです。
未だ明確な方向感が定まらない中、上昇してきた一目均衡表の転換線(1.1742)を軸に、上値は1.1813の雲の下限がレジスタンス、下値は直近の上げ下げの半値戻しの1.1708、21日移動平均線の1.1685がサポートとして機能するものと思われます。
序盤の欧州株価指数先物はまちまち、今晩24:00にはユーロ圏の11月消費者信頼感指数の速報値が発表されます。一方米国サイドでは22:30に新規失業保険申請件数と耐久財受注、24:00ミシガン大消費者信頼感指数確報値、24:30米国週間原油在庫と指標が続く他、28:00には前回FOMC議事録の公表があり注目されます。
オーダー/ポジション状況
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