ユーロポンド上昇の流れへ (17/11/16)

今週のユーロドル週報ではユーロポンドを扱い、材料的には英国の政治が流動化するリスクからポンド売りが出やすいもののテクニカルには下方向を試しやすい

ユーロポンド上昇の流れへ (17/11/16)

ユーロポンド上昇の流れへ

今週のユーロドル週報ではユーロポンドを扱い、材料的には英国の政治が流動化するリスクからポンド売りが出やすいもののテクニカルには下方向を試しやすいチャートとなっていることを指摘しましたが、14日に発表されたドイツGDPが予想よりも強かった(年率で前回2.1%、予想2.3%、結果2.8%)をきっかけにユーロが大幅高、ユーロポンドでもユーロが買われ、下方向を試す芽は無くなりました。

逆にユーロドルとは違ったチャートですが、ユーロポンドもまた上方向を試しやすいチャートに転じてきましたので補足をしておこうと思います。日足チャートをご覧ください。

             ユーロポンド日足

             ユーロポンド日足

ここ2日間で上昇する前はピンクの水平線で示した(週報でも指摘した)水準がネックラインとなっていて、テクニカルにはここを下抜けたら下げが加速しそうだと考えられた水準でした。しかし大きく上昇してきたことで、ネックラインをトライするのではなく今度は10月の2点高値をトライしやすい状況になっています。

すると、より短い視点で9月安値と11月安値のダブルボトムを形成しつつあり、10月高値を上抜けるとこの10月高値の水準(緑の水平線)をネックラインとする上昇相場に転じる可能性があるということになります。もちろん抜けなければ、ピンクの水平線をサポートに、緑の水平線をレジスタンスとするもみあい相場になる可能性もあります。

テクニカルは先入観や先走った行動は危険ですが、下に抜けられなかった反動から上に抜けやすいチャートに変化してきたということを指摘しておきたいと思います。

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