ユーロドル 米税制法案可決で下落(10/20夕)

ユーロドルは昨夕スペイン政府のカタルーニャ州自治停止への動きから1.1768まで急落した後反発、

ユーロドル 米税制法案可決で下落(10/20夕)

ユーロドル 米税制法案可決で下落

ユーロドルは昨夕スペイン政府のカタルーニャ州自治停止への動きから1.1768まで急落した後反発、その後次期FRB議長にパウエル現理事が最有力との報道でドルが売られるたことも手伝ってユーロドルは上昇を続け、海外時間に1.1858の高値をつけました。
しかし、東京時間の午前10時過ぎに米上院が2018年度の予算決議案を可決したとの報道が伝わると、トランプ大統領の税制改革法案に道が開かれたとしてドル買いが強まり、ユーロドルは再び1.18台前半まで下落。東京時間17:30現在は1.1800近辺で取引されています。

ユーロドルは来週26日のECB理事会を控え、ポジション調整の動きが見られますが、概ね現在1.1794付近の21日移動平均線と1.1852の転換線にはさまれたレンジで推移しています。更に広げると一目均衡表の雲の下限が現在1.1711レベル、上値は9月のヘッドアンドショルダーのネックライン1.1877が今のところ機能しているものと思われ、ECB理事会まではこのあたりのレンジを意識しながらの動きとなりそうです。
もっとも、ここまでドラギ総裁をはじめとするECB関係者は時間をかけて丁寧に量的緩和の縮小と継続を説明し続けており、あまりサプライズとはなりにくいものと考えられます。

尚、日中、スペイン政府が週末21日にカタルーニャ州の自治権停止への措置を27日に採決する日程を上院理事会が承認する見込みとの報道があり、一方カタルーニャ州自治政府も数日中に独立宣言を行うこと決定する可能性があるとしていることから、一応週末もスペインでの動きには注意が必要です。

今晩このあとユーロ圏に大きなイベント等は無く、米国サイドは23:00中古住宅販売件数 27:00メスタークリーブランド連銀総裁講演 明日8:30にイエレンFRB議長講演があります。序盤の欧州株価指数先物は概ね上昇。

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