ユーロ続落 カタルーニャ、弱いZEW指数で(10/17夕)

16日の東京時間にユーロドルは続落。新規材料難の中、昨晩FRB議長の後任人事の思惑で海外時間終盤にドルが売られた流れを受けて

ユーロ続落 カタルーニャ、弱いZEW指数で(10/17夕)

ユーロ続落 カタルーニャ、弱いZEW指数で(10/17夕)

16日の東京時間にユーロドルは続落。新規材料難の中、昨晩FRB議長の後任人事の思惑で海外時間終盤にドルが売られた流れを受けてアジア時間は1.18割れで始まりそのままじり安の流れとなり。さらに夕刻欧州時間に入りスペイン政府がカタルーニャ州の自治停止に向けた準備を始めているとの報道に一時1.1755まで下落。その後はやや下げ渋りましたが、18:00に発表されたドイツのZEW景気指数が現状、期待ともに事前予想に届かず、現状は前回よりも悪化していたことから再度ユーロ売りが強まり1.1754とわずかに下値を広げて東京時間19:00現在は安値圏で1.1750割れを窺う展開となっています。尚、同時に発表されたユーロ圏の9月の消費者物価指数確報は速報と同値、コア部分で前年比1.1%でした。

ユーロドルは10月6日の安値1.1670からの反発の半値戻し1.1775でしばらくもみ合ったものの下抜け、順調に下値を拡大中。1.1750をしっかり割り込むと更に売りが加速しそうです。その際のターゲットは一目均衡表の雲の下限が1.1702、10月6日安値1.1670となります。
一方、上値は日中もみ合った1.1775-80レベルがすでに抵抗線となっており、その上は1.1800、そして21日移動平均線が1.1812とやはり重め。当面はユーロドルが1.1750を割り込んでさらなる調整局面に足を踏み入れるか否かに注目です。

今晩この後EU圏で大きなイベントはありませんが、米国は21:30の輸入物価指数、22:15の鉱工業生産と設備稼働率、明日未明2:00の今年投票権があり、最近タカ派的傾向が強いハーカー米フィラデルフィア連銀総裁の講演とそれなりに材料があります。

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