週明けのユーロ海外時間に小反発
週明けの東京市場でユーロドルは横ばい推移。
ユーロは前週末に弱い米雇用統計で一瞬1.1980に上昇した後、強めの米経済指標で逆に売りに転じた流れを受けて、1.1852と弱めの水準で寄りついた後、東京時間は1.1880を中心に狭いレンジで取引されました。
その後夕刻欧州勢参入に伴い、ユーロにやや買いが集まり1.19台を回復、18:30現在は1.1910レベルでの取引です。
夕刻発表されたユーロ圏7月の生産者物価指数は事前予想前年比+2.1%に対して2.0%とやや弱めで出たためユーロは高値1.1922からは反落しています。
ユーロドルは先週ポジション調整と思しき売りに押される局面が見られましたが、未だ中期上昇トレンドレンジ内、21日移動平均線(本日1.1823レベル)が下支えとなっている状況にも大きな変化はありません。今週7日まではECB理事会でのテーパリングへの対応、為替への言及の有無などの思惑が中心となって上下しそうですが、今のところ1.2167を目指しての上昇シナリオは不変と考えます。
今晩米市場はレーバーデーで休場、この後重要な経済指標やイベントはありません。
ただ、先週のミサイル試射、週末の水爆実験と北朝鮮の暴走が止まらない中、更なるICBM発射準備観測もあり、北朝鮮リスクには引き続き要注意。市場休場にかかわらず米国の次の一手に注目が集まります。
オーダー/ポジション状況
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