ユーロ反発 ドイツ、EUのPMI改善で
本日の東京時間ユーロドルは1.1750を中心に方向感無く推移、
昨晩は米下院のライアン議長は「税制改革法案については共和党議員の間で合意が形成されており議会の通過が容易」などと発言したことなどから、ドル買いが強まり、ユーロは1.1750割れまで売り込まれて東京時間もその水準ベースでの取引となりました。
その後欧州序盤には一旦弱ユーロが含む局面もありましたが、16:00に発表されたドイツの製造業PMIが57.4と事前予想を上回る強い数字となったことからユーロに買戻しが入り一時1.1794をつける動きとなりました。同じく16:00から行われたECBドラギ総裁のドイツでの講演では、ドラギ総裁はQEとフォワードガイダンスによる金融政策は欧米において成功を収めたと述べました。
ユーロは昨日のドルの上昇で、再び膠着レンジ内に押し戻され、終値で21日移動平均線も割り込みました。市場は相変わらず薄商いが続いていますが、チャート的には本日も21日移動平均線がらみの取引となっていて、かつ一昨日までの下降トレンドラインが21日移動平均線と1.1775-78レベルでクロス。18:30現在のスポットは1.1780と近くかなり微妙な位置関係です。
この後23:00にEU圏の消費者信頼感指数の発表がある他、本日は米国サイドも22:05から今年FOMCメンバーのカプランダラス連銀総裁の講演、指標もMBA住宅ローン申請件数、製造業PMI、新築住宅販売件数と比較的濃く、市場がいまだ薄い状況だけに方向が読みにくい状況です。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。
オーダー/ポジション状況
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