ユーロドル 様子見気分強く、欧州株は上昇(6/26夕)

週明けの東京市場でユーロドルは前週末の終値付近での小動きに終始しました。

ユーロドル 様子見気分強く、欧州株は上昇(6/26夕)

ユーロドル 様子見気分強く、欧州株は上昇

週明けの東京市場でユーロドルは前週末の終値付近での小動きに終始しました。
朝方前週末終値に近い1.1197で寄り付いたユーロドルは日中はほぼ1.1185-1.1200のレンジでの取引が続き、欧州勢参入後は一時強含み1.1208まで上昇する局面もありましたが続かず、東京時間18:30現在は1.1185レベルでの取引となっています。

東京時間17:00に発表されたドイツの6月のIFO企業景況感指数は期待指数、現況指数ともに事前予想、前回を上回りドイツ経済の堅調さを裏付けましたがユーロ相場への影響は限定的でした。

ユーロは先週火曜日来、小動きの中徐々に下値を切り上げてきており本日も安値はここまで1.1176までと前営業日安値1.1145を上回る流れです。
一方で先週来きれいに越えられない21日移動平均線が今日も1.1202レベルで頭を押さえている形になっており、値幅自体のの狭さもあり、ユーロの上所局面と判断するにはまずはこのラインを終値できれいにクリアする必要がありそうです。

今晩この後ユーロ圏に大きなイベントは予定されていませんが、米ドルサイドは21:30のシカゴ連銀全米活動指数、23:00耐久財受注、23:30ダラス連銀製造業活動指数等いくつかの指標発表が予定されています。

序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高の展開、週末にイタリア政府が、経営危機に陥った中小銀行二行の破たん処理を政府主導で行うことを閣議決定し、イタリア発の金融不安がほぼ解消されたことを好感、イタリアの株価指数が先導して欧州圏全体の株価を引き上げる珍しい流れとなっていて、今晩のユーロを下支えしそうです。

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