ユーロ1.1200近辺、21日線との攻防続く
東京時間のユーロは弱含み。朝方1.1200を割り込むとそのまま日中は1.12を回復できず頭の重い展開となりましたが、一方で下値も1.1186までと限定的でした。
その後、夕刻欧州時間にはいるとユーロに急速に買い戻しが入り、一旦は1,1225レベルを回復、ところが、18:00に発表となったドイツの6月のZEW景況指数が予想21.7、前月20.6に対して18.6と冴えず、19時現在は1.1205レベルでの取引です。
FOMCを前にして基本ユーロに方向感はありませんが、上昇は一旦止まったものの底堅く、連日上昇してくる21日移動平均線との位置関係が本日も注目されます。
現状の水準を前提にすれば、本日の21日移動平均線の位置はちょうど現在のスポットと似通った1.1204あたり、いよいよ1.12を越えてきた21日線を本日ユーロは日中下回って推移していましたが、終値でクリアして終了できるかはテクニカル的には注目点です。
今晩はメルケル首相のスピーチが21:45に予定されている他はユーロ圏に重要なイベント等は予定されていません。米国サイドは21:30に生産者物価指数がありますので動くとしたらそのあたりでしょうが、FOMC開催中でもあり基本はポジション調整主体の動きと予想されます。FOMCを大過なく通過できれば15日のユーロ圏とIMFのギリシャ支援交渉はIMFの提示したとされる妥協案でまとまる公算が強いと伝えられており、ギリシャのデフォルト回避で再びユーロ上昇の目もでて来るでしょう。
序盤の欧州株価指数先物は概ね堅調に推移しています。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.25
東京市場のドルは155円75銭まで円安加速、投機筋は「日本当局は介入できず」を見透かした格好か(24/4/25)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、目立った材料は観測されないなか、円安が加速し155円75銭までドルは上昇した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.04.25
ドル円、155円乗せ後も介入等の動き無く、155円台半ばに続伸 (4/25午前)
25日午前の東京市場でドル円は155円台前半を続伸。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。