東京時間のユーロ方向感なく推移。CPI待ち(5/31夕)

本日の東京時間のユーロは、1.1165-85レベルを中心に方向感なく推移しました。

東京時間のユーロ方向感なく推移。CPI待ち(5/31夕)

東京時間のユーロ、方向感なく推移。 欧州時間はCPI待ち

昨晩は、ロイターが複数の関係者に取材して得たという、次回6月8日のECB理事会で経済成長が加速する中、声明文の景気の下向きリスクへの言及を「概ね均衡している」と改めるとの報道に、夕刻1.1110まで下押ししていたユーロは一時1.1200を回復するまでに反発。その後やや下押ししたものの、ユーロドル日足では4営業日ぶりの陽線引けとなりました。
明けて本日東京時間は動意なく推移しましたが、欧州勢参入とともに一旦ユーロ買いが入り、1.1200に迫ったものの反落。17:30現在は1.1185近辺での推移となっています。

この後18:00からは注目のユーロ圏5月の消費者物価指数(CPI)、および4月の失業率の数字が公表される予定で、思惑から欧州序盤のユーロはやや乱高下気味です。
CPIのコンセンサスは前年比1.5%と前月1.9%よりやや弱めの予想ですがもし数字が良化する場合には再び1.1200を目指す動きとなりそうです。

欧州株価指数先物は概ね上昇して始まっています。

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