ユーロの買いには限界も(2017年4月24日)

5月7日のフランス大統領選決選投票では当初想定されたマクロン候補とルペン候補の組み合わせが確定し、当初の予想通りマクロン大統領誕生の見方でよいはずです。

ユーロの買いには限界も(2017年4月24日)

ユーロの買いには限界も

5月7日のフランス大統領選決選投票では当初想定されたマクロン候補とルペン候補の組み合わせが確定し、当初の予想通りマクロン大統領誕生の見方でよいはずです。これは長期的にユーロにとっては好材料ではありますが、今週の段階でこのまま買われるかどうかとなると疑問で、今後上値も重たくなってくる可能性は高いと考えています。

ユーロドルの日足チャートをご覧ください。

              ユーロドル日足

              ユーロドル日足

長期的な観点では昨年11月高値1.1299と今年1月安値1.0341との戻しを考えることとなり、61.8%のフィボナッチ・リトレースメントが1.0933とほぼ今朝の高値圏と一致しています。また中期的には、今年2月安値1.0494を起点に3月高値1.0906への上げ、その後の4月安値1.0570への押しをN波動と考えフィボナッチ・エクスパンションを計算すると100%が1.0982となります。先月高値を抜けてきたことから1.08を割り込む水準では押し目買いも出てきそうですが、大台1.10を前に1.09台前半から後半にかけてはテクニカルにいったん引っかかりやすいと見て、1.09台半ばは逆にユーロドル上昇の限界点と考えたいところです。

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