ドル円110円台回復、ユーロ1.09台
フランス大統領選の結果を受け早朝のオセアニア市場でドル円は110円台に乗せユーロは対ドルで1.09台、対円では120.50を超えました。ユーロ円は先週末比約3%の上昇です。
大統領選では極右ルペン氏と中道のマクロン氏が決選投票に進むことが決まりましたが、敗北宣言した、共和党の元首相フィオン氏がマクロン氏の支持を呼びかけたこともあり、市場では安心感が広がっています。
決選投票はフランス国内における反極右の動きが強いことからルペン氏に勝ち目はないと考えられています。
上位4候補の票が割れた今回の選挙では、中道候補の票が割れ、二人の候補のいずれもが決選投票に進めないリスクが取り沙汰され週末までリスク回避の動きが強かっただけに週明けの金融市場では株を含むリスク資産への資金の回帰、円売り、ユーロ買い等の動きが強まりそうです。
もっとも、朝鮮人民軍創設記念日を明日に控え、アジアにおいては地政学リスクを意識せざるを得ない状況であることには留意する必要があります。
4:10現在ドル円は110.60近辺、ユーロ円120.80、ユーロドル1.0930レベルでの取引。
オーダー/ポジション状況
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