豪州2月住宅ローン貸出予想
(今回発表予想)4月7日14時00分現在
(1)2017年1月までの実績値に2月予想(黒い線右側)を加味、および3ヶ月移動平均(前月比ベース)、緑の線はゼロ
住宅ローンの貸出は昨年央から減速し、年末〜2017年にかけ持ち直していますが、まだ強さは見られません。価格の2極化で、地方の価格下落による購入手控えに加え、この指標の内容的にも、中古住宅のローン貸出(前月比+0.5%)が増加のほとんど占め、新築(▼0.35%)や建設中(▼1.3%)は足を引っ張っています。内容的にもまだ住宅の本格回復には乏しい状況です。
為替は、豪ドル円の下落傾向が強まり、またシカゴポジションの豪ドルロングも災いし、豪ドルは0.7590米ドルと0.7540米ドルのサポートを両方とも切りました。いよいよ0.7490米ドル絡みのサポートを残すのみとなります。ここを切ると0.7440米ドルと0.7350〜60米ドルに軽いサポートあるものの、最大で0.7220〜30米ドルまでの下値余地ができてしまいます。週末に発表されるシカゴポジションの残高次第では、来週以降一段の豪ドル安を視野に入れておく必要あります。また今日の米雇用統計も米ドルにとって好材料の数値がでると、現状の動きから豪ドル下値トライのリスク高くなりそうです。上値は0.7600〜10米ドルの抵抗線をこなせれば、また暫くは上下繰り返すレンジに戻れます。(4月7日14:30、1豪ドル=0.7529米ドル)
オーダー/ポジション状況
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