ランド円ショートコメント
まず先週の振り返りですが、「押し目買いが出やすい流れを想定し、8.55レベルをサポートに、8.80レベルをレジスタンスとする流れ」を見ていましたが、実際のレンジは安値が8.57レベル、高値が8.79レベルとなり、予想通りの1週間となりました。
ランド円は木曜まではじり高、金曜はドル円、クロス円全般における円買いの動きもあって押しての引けとなりましたが、上昇トレンドの中で高値圏での踊り場にあると言えます。また、今週の南アフリカの経済指標は貿易収支、製造業PMIがありますが、どちらもトランプ大統領の議会演説前の発表となるため、あまり重要視はされないと言えるでしょう
チャートをご覧ください。4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)です。
ランド円、ドルランド、ドル円
まず、中段のドルランドを見ていただきたいのですが、先週も前週に抜けた13.20レベルが強いレジスタンスとして効いていました。テクニカルにランド買いの支援材料です。いっぽうで、下段のドル円チャートもドルがじり安の流れとなっているため、ランド円としては高値圏でのもみあいとなっています。
ドルランドの13.20が長期的に重要なチャートポイントであったことを考慮すれば、引き続きドル安の流れの中で、ランド>円といった地合いは続くものと見ています。今週は先週安値圏の8.55レベルをサポートに、先々週高値圏8.85レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
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