ユーロドル:1月20日のファンダメンタル分析
テーマ:ユーロのテーパリングはやはりまだまだ。
昨日のECB理事会は市場の予想通り、金融政策は据え置かれました。
理事会の後の注目のドラギ総裁の記者会見では、ユーロ圏のインフレ圧力は抑制されていて、ユーロ圏の経済に対するリスクは変わらす下向きとし、このハト派的な発言を嫌気して、一気に1.0590まで下押しました。
昨日のこの欄でも述べた様に、本年度はユーロ圏で政治的なイベントが続くので、政治の右傾化が懸念される昨今、ECBとしても出来るだけカードは切らずに、持っていたいというECBの姿勢が確認された格好です。
ユーロドル:1月20日のテクニカル分析
昨日は、ECB後のドラギ総裁の記者会見がハト派的で、1.0590まで下押しした後、1.0669まで上戻していて引き続き、大きな流れは発生していません。
上値目途は、18日の高値1.0715、17日の高値1.0719を超えて行く場合は、ほぼ1.08に位置する先行スパン1が意識されます。
下値目途は、1.05台後半へ上昇している基準線と、1.05台前半へやはり上昇している転換線を下回る場合には、再度下向きへの動きが再開と判断します。
これらの上値、下値の間で推移する間は、強い方向性はなしと想定します。。
今日のレンジは、1.0550~1.0700と見ます。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
南アフリカランド(ZAR)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.04.20
南アランド週報:『米利下げ観測後退と中東情勢緊迫化の二重苦で約3週間ぶり安値圏へ下落』(4/20朝)
今週の南アフリカランド円相場(ZARJPY)は、週初8.12円で寄り付いた後、早々に週間高値8.18円まで上昇しました。
-
トルコリラ(TRY)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.04.20
トルコリラ週報:『来週はトルコ中銀会合に注目。連続利上げなら一段高の可能性も』(4/20朝)
トルコリラの対円相場(TRYJPY)は3/13に記録した史上最安値4.52円をボトムに切り返すと、ここ数週間は4.70円台を中心とした底堅い動きが続いています。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.04.20
来週の為替相場見通し:『日米金利差に着目したドル買い・円売りが続く見通し』(4/20朝)
ドル円(USDJPY)は一時154.79(1990年6月以来、約34年ぶり高値圏)まで上昇するなど力強い動きが続いています。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:NSJ
2017.01.19
今晩のECBに注目(2017年1月19日)
ECBは昨年12月の理事会で、量的緩和(QE)の本年12月までの期間延長を決定しました。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。