ユーロドル:1月20日のファンダメンタル分析
テーマ:ユーロのテーパリングはやはりまだまだ。
昨日のECB理事会は市場の予想通り、金融政策は据え置かれました。
理事会の後の注目のドラギ総裁の記者会見では、ユーロ圏のインフレ圧力は抑制されていて、ユーロ圏の経済に対するリスクは変わらす下向きとし、このハト派的な発言を嫌気して、一気に1.0590まで下押しました。
昨日のこの欄でも述べた様に、本年度はユーロ圏で政治的なイベントが続くので、政治の右傾化が懸念される昨今、ECBとしても出来るだけカードは切らずに、持っていたいというECBの姿勢が確認された格好です。
ユーロドル:1月20日のテクニカル分析
昨日は、ECB後のドラギ総裁の記者会見がハト派的で、1.0590まで下押しした後、1.0669まで上戻していて引き続き、大きな流れは発生していません。
上値目途は、18日の高値1.0715、17日の高値1.0719を超えて行く場合は、ほぼ1.08に位置する先行スパン1が意識されます。
下値目途は、1.05台後半へ上昇している基準線と、1.05台前半へやはり上昇している転換線を下回る場合には、再度下向きへの動きが再開と判断します。
これらの上値、下値の間で推移する間は、強い方向性はなしと想定します。。
今日のレンジは、1.0550~1.0700と見ます。
オーダー/ポジション状況
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