今晩のECBに注目
ECBは昨年12月の理事会で、量的緩和(QE)の本年12月までの期間延長を決定しました。
ここ暫らくで発表になりつつある12月の経済指標から見ると、
ユーロ圏の物価上昇率は明らかに上向き始めています。
これを根拠に市場では、テーパリング=量的緩和(QE)の解除への観測が始まっているので
今晩のECB、特に理事会後の、ドラギ総裁の記者会見に特に注目です。
市場がテーパリングを織り込み始めれば、ユーロ相場は更なる上戻しとなりそうです。
ただ、個人的には
今年は今後、ユーロ圏での各国の政治イベントが立て込んでいるので、
その結果次第では、ユーロ圏が右傾化へ加速する可能性が高く
緊急事態発生の際に動ける様、ECBはテーパリングの開始を遅らせれると想定されます。
ユーロドル:1月19日のテクニカル分析
ドル主導の波乱含みの展開が、引き続き継続中です。
ユーロドル自身の方向感は依然ハッキリしていません。」。
昨日はドルが売られた事でユーロは買われ、昨日の高値は1.0715なのですが
NY引けも1.06台前半と、1.07台は維持できていません。
上値目途は、昨日の高値1.0715を超えて行く場合には、ほぼ1.08に位置する先行スパン1が意識されます。
下値目途は、1.05台後半へ上昇している基準線と、1.05台前半へやはり上昇している転換線を下回る場合には、
再度下向きへの動きが再開と判断します。
これらの上値、下値の間で推移する間は、方向性なしという事です。
今日のレンジは、1.0550~1.0700と見ます。
オーダー/ポジション状況
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