ドル円、日経平均押し目買いで反発
本日の東京市場ではドル円、日経平均ともに安値から反発。
昨晩英国のメイ首相がEU単一市場からの離脱方針を表明、また、トランプ氏が「ドル高が米国の競争力を損なっている」旨の発言をしたと伝わったことから、ドル円は朝方112.57まで弱含む局面もありましたが、この水準では実需筋の買いも入って反発、113円台前半で方向感を無くしています。
一方日経平均株価も円高一服を見て反発、個別銘柄には割安感からの買いも入り、午後にはプラスに転じました。
終値は80円高の18,894円,19,000円は回復できなかったものの一方的なリスクオフには一応歯止めがかかった形です。
トランプ氏の就任を控え、市場は落ち着かない動きが続きます。もっとも、トランプ氏が就任したからと言って落ち着きを取り戻すとも思えない状況で神経質な相場がボラタイルな相場に変わるだけのようにも感じられます。
今晩米国では22:30から消費者物価指数、23:15には鉱工業生産、設備稼働率が公表予定、いずれも米経済の加速を示す数値が予想されています。
また、明朝5:00にはイエレンFRB議長がパネルディスカッションに参加予定です。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。
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