ドル円上昇強めのイエレン議長発言に(1月19日早朝)

18日の海外市場ではドルが急反発しました。

ドル円上昇強めのイエレン議長発言に(1月19日早朝)

ドル円上昇強めのイエレン議長発言に

18日の海外市場ではドルが急反発しました。
序盤はトランプ大統領就任式を前に方向感に欠ける展開となり、ドル円は113円台前半で取引され、欧州株はやや上昇、NYダウはマイナス圏とまちまちでしたが、明け方発表となった米地区連銀報告で雇用のタイト化と賃金の上昇が伝えられ、米経済に楽観的な見方が広がったことから、徐々にドル円は上昇。
更に5時から行われたイエレン議長の講演で米経済についてやや強気の見方をしているとの認識からドル円は114円台半ばまで急上昇、一時114.76をつけています。
一方NYダウは終始様子見気分が強く、また米国での生産拡大の予想から原油先物価格が下落したことも重しとなり22.05ドル安の19.804.72ドルで終了しました。

イエレン議長は今朝がたの講演で完全雇用と安定的な物価水準というFRBの目標は達成されつつあるとの見方を示し、このような状況下では徐々に緩和的政策のサポートを緩めていくのが妥当だと述べました。

また、ドルの特定の水準をFRBは目的としないが、常に注意を払っていること、強いドルが輸出の妨げとなっており、sの状況は当面続きそうであると述べています。

昨晩はダラス連銀のカプラン総裁もドル高は物価上昇への向かい風となるとの発言をしており、ここへ来てFRB関係者、米大統領周辺からのドルへの言及が目立つようになってきています。
海外のドル急回復を受け、本日の本邦株式市場は堅調な推移が予想されます。
本日15:00には本邦12月の工作機械受注が公表予定です。

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