豪州12月失業率予想(2017年1月18日)

(発表1月19日、日本時間9時30分発表予定)

豪州12月失業率予想(2017年1月18日)

豪州12月失業率予想

豪州12月失業率予想

               (1月18日15時現在)

豪州12月失業率予想 2枚目の画像

(1) 就業者数…12月はプラス予想で、前月の大きな伸び後も雇用の堅調さが伺えます。(黒い線はゼロ)

豪州12月失業率予想 3枚目の画像

(2)失業率…横ばい傾向続く。黒い線は5.6%を示し、依然5.6%越える改善見られず、今回予想は5.7%。

19日に発表される豪失業率関連指数は、就業者数が11月に続きプラスを予想する内容となっています。但し、予想レンジは+3万人〜▼2.1万人とマイナス予想のエコノミストもおり、内容はまちまちとなっています。一方失業率は2014年後半以降改善傾向を示してきましたが、ここ数か月間の5.6%で横ばい状態から若干ながら悪化予想となっています。
豪州準備銀行(中銀)の2017年利下げ判断の1つに「製造業と鉱山関連企業の雇用改善度合いのウォッチ」を掲げていると分析しているエコノミストがいます。今年は更に深堀した内容が必要になりそうです

豪ドル/米ドルは現在0.7545米ドル付近で推移しています。米ドル全面安(ドル高からの調整)の流れとシカゴのNZドルショートポジションの巻き戻しの結果となっています。昨日の段階で0.7570〜80米ドルの抵抗線を試しており、仮にこの水準を上抜くと、豪ドルは目先中立となり、暫くレンジ推移になりそうです。この場合の上値は0.7650米ドル、0.7710米ドルが抵抗線になります。
逆に目先の買いが萎むと、0.7530米ドルと0.7480〜90米ドルのサポートまで引き戻される展開になりそうです。(1豪ドル=0.7542米ドル、1月18日16時00分現在)

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